■ハンドメイド(一品制作)
シルバーアクセサリーの制作手順を、実際の工房で使用している材料、道具でご紹介します。下の例では分かりやすいように、単純な平打ちのリングの制作風景です。
(1)寸法取り
リングサイズ換算表より必要な長さの調べ、アイウトラインを銀板にペン等で書き込みます。(このあたりは適当にしても後でなんとでもなります。)

(2)銀板の切り出し
アウトラインに沿って糸ノコで銀板を切ります。(初めての人は、ここで糸ノコの歯を3本くらい折ったりします。)

(3)プレス
市販の銀板には、色々な厚みのモノがあるので必要に応じてプレスして厚みを調整します。(プレスし過ぎると思いっきり伸びま〜す。)

(4)刻印を打つ
リング状にした後に、打つ場合もありますが、平面の状態の方が簡単です。(慣れてないと、たぶんゆがみます)

5)リングを曲げる
一旦、銀板を焼きなまして柔らかくし、リング棒に銀板を巻きつけ木槌できれいにリング状にします。(案外簡単に出来ます。でもサイズはきちっと!

(6)ロウ付け
フラックスをリングの合わせ目につけます。フラックスは地金の酸化防止と溶融ロウの流れを促進する役目があります。

(7)ロウ付け
隙間を密着させるようにして銀ロウを流し込みます。
(やけどしないように!)

(8)余分なロウを取る
リングの内側に溜まった余分なロウを取り除きます。
(あんまり力みすぎるとふちがけづれるのでご注意を)

(9)サイズ修正
リング棒を差し込みゆがみなどを微調整します。
(ちゃんとまん丸になるように)

(10)ヤスリがけ
外側の余分なロウを取り除いたり、リング表面を磨き表面加工し易い状態にします。
(キズなどここで取り除いておきましょう)

(11)ペーパーがけ
耐水ペーパー(400番程度の荒いモノから1500番位の細かいモノに順番に)で磨きます。

(12)バフ掛け
モーターの中心にフェルトがあり、そのフェルトに青粉(コンパウンド)などを塗り磨く場所に擦りつけるように磨きます。

(13)仕上げ
布に研磨剤(ウイノールなど)を塗布して磨き上げます。 今回は、鏡面仕上げでしたが、仕上げには他に、梨地仕上げ(つや消し)やいぶし仕上げなど表面加工もあります。

|
|